エンタメとして見るだけでなく、誰でも気軽に始められるようになったゲーム実況。
視聴者とゲームを楽しむことができ、さらに人気を集めれば有名人にもなれます。
そんな魅力あるゲーム実況ですが、いざ始めようとすると「必要な機材が分からない」「費用はどのくらい?」などの疑問があるかと思います。
今回はゲーム実況の機材について悩んでいる方に向けて、ゲーム実況に最低限必要な機材から費用、おすすめの機材までご紹介していきます。
本記事を参考にして、ぜひ夢のあるゲーム実況をスタートしていきましょう。
ゲーム実況に最低限必要な機材は4つ!
ゲーム実況で最低限必要な機材は以下の通り。
●マイクとヘッドフォン
●キャプチャーボード(キャプチャーソフト)
●動画編集ソフト
それぞれ詳しく解説していきます。
PC
まず必須となるのがPCです。
ノート型とデスクトップ型のどちらでも大丈夫ですが、スペックは慎重に選ぶ必要があります。
PCでゲームをしたり、動画編集をするとなると、高いPCスペックが求められます。
スペックが低いのが原因でゲームの動作が遅いと、見ている視聴者もストレスを感じます。
ゲーム実況をするなら、快適なゲーム環境は必ず整えておきましょう。
ゲーム実況を快適にできる推奨スペックをまとめておきました。
名称 | 推奨スペック |
CPU | Core i7以上 |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650以上 |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SSD 500GB以上 |
マイクとヘッドフォン
次に必要となるのがマイクとヘッドフォン。
こちらは基本的には何でも大丈夫です。
ですが予算に余裕があれば、できるだけ高い値段の商品を選びましょう。
値段が高くなるほど機能性が良くなる傾向にあり、特に音質はゲーム実況でこだわりたいポイント。
予算が厳しい場合でも、最低でも5,000円の値段の商品を選ぶのがベターです。
キャプチャーボード(キャプチャーソフト)
PS5やswitchなどの家庭用ゲーム機で実況をするなら、キャプチャーソフトまたはキャプチャーボードを用意しておきましょう。
PCに家庭用ゲーム機の画面を映すのに必要です。
キャプチャーボードは、内臓型と外付け型の2種類があります。
PCにキャプチャーボードが内蔵されているのか一度確認しておきましょう。
キャプチャーソフトを使う場合、無料で使えるソフトがあるので活用していきましょう。
特におすすめなのが「OBS studio」です。
設定が少し手間が掛かりますが、人気のソフトだけあってネット情報が豊富にあります。
無料で済ませたい方はぜひ使ってみましょう。
動画編集ソフト
最後に必要なのが動画編集ソフトです。
無料のソフトもありますが、有料のソフトと比較すると機能性の低さが目立ちます。
視聴者が楽しめるゲーム実況動画を作るためにも、有料の機能性が高い動画編集ソフトを選ぶようにしましょう。
おすすめの動画編集ソフトは、「プレミアプロ」「ファイナルカット」の2種類です。
どちらも多くのユーチューバーが愛用している人気の動画編集ソフトになります。
プレミアプロ | 世界的に人気のあるアドビ社が提供する月額料金制の編集ソフト |
ファイナルカット | Apple社が提供する買い切り型の編集ソフト |
出来れば欲しい機材
あるとゲーム実況がしやすくなる機材もご紹介していきます。
まずは2台目のPCモニターです。
モニターが2台あればゲーム用と動画編集用で分けることができ、動画編集も作業効率が上がります。
また出来るだけ画面サイズが大きいモニターを選ぶことで、ストレスなくゲーム実況をすることができるのでおすすめです。
ゲーム実況をするならWEBカメラも欲しいところです。
特に顔出しやVTuberとしてゲーム実況をするなら用意しておきましょう。
ゲーム実況別の機材の費用
顔出しゲーム実況の場合
顔出しゲーム実況をする場合の、機材の種類と費用は以下の通り。
機材の種類 | 費用 |
PC | 10~15万 |
マイクとヘッドフォン | 5,000~10,000円 |
キャプチャーソフト | 10,000~20,000円 |
動画編集ソフト | 5,000~30,000円 |
WEBカメラ | 3,000円 |
顔出しゲーム実況の場合は、WEBカメラが必須です。
モニターに内蔵されていれば問題ないですが、非搭載の場合は必ず用意しておきましょう。
VTuberとしてゲーム実況する場合
VTuberとしてゲーム実況をする場合での、機材の種類と費用は以下の通り。
機材の種類 | 費用 |
PC | 10~15万 |
マイクとヘッドフォン | 5,000~10,000円 |
キャプチャーソフト | 10,000~20,000円 |
動画編集ソフト | 5,000~30,000円 |
WEBカメラ | 3,000円 |
VTberモデル制作ソフト | 20,000円~ |
Vtuber制作ソフトが特に重要です。
無料のものもありますが、本格的なゲーム実況をするなら外注でモデルを頼み、専用ソフトで読み込む必要があります。
機材に関する悩みを解決!よくある質問を解説
スマホだけの機材でゲーム実況を始められる?
結論としてスマホのみでゲーム実況は可能です。
現在は高性能なスマホアプリも多数登場しており、スマホだけでも動画編集や配信ができるようになりました。
まずは費用をかけずにゲーム実況をしたい!という方はスマホから始めてみても良いかも知れません。
ですが、スマホだけでのゲーム実況や動画編集には限界があります。
人気を集めているユーチューバーのほとんどはPCでの作業になります。
予算と相談しつつ、できるだけPCでゲーム実況を始めるようにしましょう。
おすすめのゲーム実況の配信サイトは?
ゲーム実況に必要な機材を揃えたら、いよいよゲーム実況をしていきます。
ですが人が少ない配信サイトで始めても、人が集まる可能性は低いでしょう。
どうせ始めるなら人が集まりやすい人気の配信サイトを選ぶことをおすすめします。
今回は現在人気のある配信サイトをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
YouTube |
世界的に人気のあるサイト。最も人が集まりやすい |
Twitch |
ゲーム配信に特化したサイト。ユーザーも増えている |
ニコ生 |
昔からの老舗サイト。動画投稿から生放送まで可能 |
ツイキャス |
主に配信がメインのサイト。雑談からゲームまで幅広い |
簡単にVTuberとして始める方法はある?
最近ではVTuberのゲーム実況や生放送も人気コンテンツです。
顔出しの必要もなく、自分の好きなキャラクターを設定してゲーム実況ができるのが魅力です。最近では大手事務所だけでなく、個人VTuberでも人気が出やすい傾向にあり、今から始めても遅くはありません。
そんなVTuberですが、クオリティの高いモデルは高額な費用がかかります。ですが、最近では無料でモデルを作れるソフトやアプリが登場しており、簡単なものであればVTuberのモデルを制作可能です。
費用を抑えてVTuberとしてゲーム実況をしたい方はぜひ、無料でVTuberモデルを作成できるソフトを活用してみましょう。
まとめ
ゲーム実況をするには、PC・マイクとヘッドフォン・キャプチャーソフト・動画編集ソフトの4つが必要です。またVTberとしてゲーム実況するなら、WEBカメラやモデルの制作が必要になります。
今回紹介した機材の費用を参考にしつつ、おすすめの機材から選ぶようにしましょう。ゲーム実況に最低限必要な機材を揃えて、ゲーム実況をスタートできることを願っています。